農園の歩み
Our History
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長狭ブルーベリーヒルズの19年
Before:2004年12月
After:2021年4月
はじまり
創業者田村省三は先代から引き継いだ土木の会社を営んでいた。地方の中小規模の建設業が下火になりつつあることに不安を感じていたころ、妻美恵子は、自身が生まれ育ってきた場所でもあるこの広大な土地をどうやって維持管理してゆくのか漠然と不安を抱えていた。
朝目覚めてまず思うこと。今日はあの畑の草刈りしなきゃ。
寝る時にふと頭をよぎること。私の人生の半分は草刈りだ。草刈りで人生が終わってしまうのかしら・・・
そんな矢先、とあるテレビ番組で、ブルーベリーの特集をやっているのを見た。「これだ!!」と運命を感じた。
草刈りだらけの人生から解放されたいという妻の思い、建設業で培った技術や資源を活かしながら収入源を増やせるかもという夫の思い、夫婦の思いが見事にマッチしたのである。
2004年
水田をブルーベリー畑に
まずは、ブルーベリーを植えることができる土壌を作る。水はけのよい畑にするための工事からスタート。
2004年12月当時 畑になる前の様子
暗渠排水工事
夫婦二人三脚で
1本1本手作業で植え付け
2005年10月植え付け開始時
2006年6月植え付け完了時
2008年開園
無事に迎えることができ心から感謝
2018年
3月31日創業者田村省三他界。
6年間癌の闘病生活を送りながら農園を守り続けてきた。
残された家族は、志半ばにして逝ってしまった父の思いを胸に、新たな一歩を踏み出した。
2020年
鴨川市ふるさと納税返礼品に認定
2021年
2021年
農園は長女一家へバトンタッチ
親から子へ子から孫へ。じいじが残してくれた宝物を磨きつづけるために・・・